性感染症とセクキャバ

キャバクラではチームワークを学んだ

仕事で稼ぐにはチームワークが必要キャバクラから縁あって系列店のセクキャバに転籍することになったのですが、キャバクラの仕事も嫌いではありませんでした。キャバクラからセクキャバに求人を通して流れる経緯は会話に対しての向き不向きです。私は、おしゃべりが嫌いではありませんが、人の話を聞くことに強い動機を持っています。

セクキャバと違ってキャバクラは、自分から話題を振りさえすれば、様々な経歴を持つ男性客の話を聞くことができます。セクキャバと違って若く、勢いのある同僚のキャバクラ嬢とも、私はキャラクターが違いましたから、そもそも年齢も大きく離れていたので、どこか「落ち着いたお姉さん」の役目を引き受けていたのではないかと考えています。求人募集を見ても分かるように、キャバクラは若年層、セクキャバはそれよりも年齢層が上になります。

当時の求人スタッフにもよく目をかけていただき、どこか落ち着いた私は、もちろん経産婦でもあったわけですが、風俗のソープランドに比べれば、体力的にもキャバクラの仕事は難しくはないと感じていたので、天職のひとつであったことは今でも感謝しています。セクキャバも同様ですが。

若く、美しく着飾ったキャバクラ嬢の中に、落ちのような容姿の年増がいることは、男性客も最初はギョッとしていたのでしょう。それはそうです。見た目はセクキャバ嬢ですから。落ち着いて話したい、部長クラスのお客様からは、重鎮のような私は良く指名を受けて可愛がっていただいたものです。キャバクラは、自分だけが指名を受ければよい訳ではありません。同僚のキャバクラ嬢たちとアイコンタクトをしながら、男性客全員に楽しい時間を過ごしてもらわなければなりません。キャバクラはチームワークが大事です。ソープランドのような、浴室では一人で勝負をするような業種とはまた違った、キャバクラならではの働く面白さを経験できたことは、現在の経歴に繋がる大きな財産になったのではないかと考えています。ここら辺の話しは求人情報サイトでは手に入りません。

セクキャバと性器ヘルペス

セクキャバでもヘルペスになるソープランドで働いていたとき、性器ヘルペスに感染しました。風俗では仕方がないのかもしれません。風俗求人サイトでは「性病の心配なし」の表記が踊りますが、性的サービスを提供している以上、多少は目を瞑らなければいけないでしょう。

詳しいことは避けますが、性器ヘルペスとは粘膜感染による発症リスクが高いとされる感染症です。現在のソープランドのように、性病チェックを厳重に行う時代ではなかったこともあり、自分で「何かおかしいな」と感じながらも、感染に気が付かずに働いていたことは後悔しています。もしかすると、お客様にも感染させてしまったのかもしれない可能性はあるのです。接客業としては在りえないミスですが、当時は牧歌的でもありました。

私も、性感染症の知識が全くないと言っても良いほど、若かったのかもしれません。クラミジアや淋病、梅毒でなかったことは不幸中の幸いですが、あのまま結婚・退店せずに働いていたら、私もお客さんに重度の性感染症を映してしまう要因になっていたのかもしれないと思うと、申し訳ない気持ちでいっぱいになります。さすがに、クラミジアや淋病のリスクは低いですが、セクキャバでも性感染症のリスクはあります。求人には明記がなくとも「過度なサービス」をした場合に、性器ヘルペスのリスクは発生するのです。

お触りできるセクキャバだから

セクキャバは求人に記載通り、お触り有り求人面接でも、性感染症の有無は確認しますし、従業員には月頭もしくは月中での産婦人科受診は義務にしています。セクキャバで産婦人科というと、まるで経営サイドが「過度なサービス」を推奨しているかのように誤解をして、言いがかりをつけてくる警察官もいないことはありません。